LINE公式アカウントは1つのビジネスIDで100個まで作成可能
ビジネスIDを1つ発行することで、LINE公式アカウントを最大100個まで作成することが可能になります。
LINE公式アカウントにログインするためにはビジネスIDが必要です。このビジネスIDは「LINE公式アカウント」や「LINE広告」などを利用する際に必要な共通認識システムを指します。
LINE公式アカウントを複数作成することで、複数の店舗やブランドなど、用途に応じてアカウントを使い分けられます。
たとえばある飲食チェーンでは、店舗ごとにアカウントを作成して、限定クーポンやメニュー情報を発信している運用例もあります。
ターゲットを絞ることで、よりユーザーニーズの高い情報を届けることが可能になるのです。
LINE公式アカウントを複数持つのは大変そうに感じるかもしれません。
しかし、上手な管理方法を知っておけば負担なく運用できます。
LINE公式アカウントを複数作成する方法【PC・スマホ別】
LINE公式アカウントの複数作成は、PC(Web版)でもスマホ(アプリ版)でも行えます。ここでは、それぞれの端末での手順を解説します。
PCの場合
PCからLINE公式アカウントを複数作成するには、以下の手順で進めます。
手順①:LINE Official Account Manager (LINE公式アカウントの管理画面)にログイン
手順②:アカウント名から「すべてのアカウント」→「アカウントリスト」を表示
手順③:「作成」ボタンからアカウント作成
手順④:基本情報を記入して完了
手順①:まずは、LINE公式アカウントの管理画面である「LINE Official Account Manager」にアクセスし、LINEビジネスIDでログインします。
手順②:画面左上にある「(アカウント名)▼」をクリックし、「すべてのアカウント」を選んでアカウントリストを表示します。

手順③:左のメニューから「作成」をクリックし、アカウント作成に進みます。

手順④:アカウント名、メールアドレス、地域など必要な基本情報を入力し、「確認」→「作成」の順で進めると完了です。

PC画面からのLINE公式アカウントの作成方法に関しては、以下の記事でも解説しています。詳しく知りたいという方は参考にしてみてください。
スマホの場合
スマホからLINE公式アカウントを作成する際は、「LINE Official Account Manager」のアプリを使用します。
アプリのダウンロードは、スマホがiPhoneなのであればApp Storeに、AndroidであればGoogle Play Storeにより行うことが可能です。
手順①:LINE Official Account Manager(アプリ版)でログイン
手順②:メニュー → アカウントリスト → +アカウントを作成
手順③:基本情報を記入して完了
手順①:アプリを起動し、LINEビジネスIDでログインします。
手順②:左上のメニューをクリックし、アカウントリストを表示します。

「+アカウント作成」をクリックし、アカウント作成に進みます。

手順③:アカウント名、メールアドレス、地域など必要な基本情報を入力し、「確認」→「作成」の順で進めると完了です。

スマホ画面からのLINE公式アカウントの作成方法に関しては、以下の記事でも解説しています。詳しく知りたいという方は参考にしてみてください。
複数のLINE公式アカウントを管理する方法
アカウントが増えるほど、情報整理や切り替え作業が煩雑になるのを心配する方もいるのではないでしょうか。
LINE公式アカウントでは、グループ管理機能など複数のアカウントを管理するのに便利な機能が用意されています。ここでは、3つの方法を紹介します。
複数のLINE公式アカウントをグループで管理する
LINE Official Account Managerでは、複数のアカウントをグループ化して管理できます。グループ管理をすると、次の2点が可能になります。
● グループごとにメッセージの設定や配信管理ができる
● 一覧表示でアカウントの整理がしやすくなる
なお、グループ設定はPC(Web版)のみ対応しており、スマホ(アプリ)からは設定できません。
また、グループを設定できるのは管理権限を持つアカウントだけです。グループ作成する方法は以下のとおりです。
手順①:LINE Official Account Managerよりログインし、「すべてのアカウント」→アカウントリストを表示します。
手順②:グループタブからグループリストの画面に移ります。

手順③:「作成」をクリックすると新しくグループを作成できます。

手順④:「追加」ボタンから作成したアカウントをグループに設定できます。

グループでメッセージ内容の管理や分析を一括してできますが、テスト配信や抽選(キャンペーン機能)の設定は、グループではできないので個別に設定が必要です。
複数の公式アカウントのログインを切り替える
複数アカウントを持っている場合でも、ログインの切り替えは簡単です。

アカウントリストを表示後、希望のアカウントを選択することで切り替えが完了します。
アカウントはすぐに切り替えられるので、1人で複数のアカウントを管理している方にも便利です。
不要になったLINE公式アカウントを削除する
もし使わなくなったLINE公式アカウントがあれば削除することもできます。
削除する手順は以下のとおりです。
【PCの場合】
手順①:右端の「設定」をクリック

手順②:左メニューから「アカウント設定」を選択

手順③:アカウント設定画面から「アカウント削除」をクリック
【スマホの場合】
手順①:メニューから「設定」をタップ

手順②:「アカウント」をタップ

手順③:アカウント設定画面から「アカウント削除」をタップ

一度削除したアカウントは復元できません。
削除する前に、配信履歴や友だち情報のバックアップを取っておくことをおすすめします。
LINE公式アカウントを複数作成するメリット
複数のLINE公式アカウントを持つことには、多くのメリットがあります。ここでは、特に3つのメリットを紹介します。
集客・配信面のメリット
LINE公式アカウントを複数作成することで、集客・配信の面において、以下のようなメリットが得られます。
● 配信内容をアカウント単位で完全に分離できるため、誤配信(別店舗・別ブランド向け情報の混送)が構造的に起きない
● 店舗別・事業別・BtoB/BtoC別など、配信設計そのものを用途別に最適化できる
● あいさつメッセージ・リッチメニュー・配信導線をアカウントごとに独立して設計できる
● ブランドごとに世界観・トーンを完全に分けた情報発信が可能
上記のように、配信内容を明確に分けられ、誤配信のリスクを抑えながら集客・配信の精度を高めることができます。
たとえば、店舗ごとにアカウントを分けることで地域限定や店舗毎でのキャンペーン情報だけを届けることができますし、サービスごとに興味のある情報だけを配信するといった使い分けも可能です。
BtoBとBtoCを分けて運用するケースも多く、配信内容を用途別に整理できる点も大きな特徴といえます。
このように、「誰に・何を・どう見せるか」を配信事故ゼロで分離できるのが、LINE公式アカウントを複数作成する大きな強みといえるでしょう。
運用・管理面のメリット
LINE公式アカウントを複数作成することで、運用・管理面において、以下のようなメリットが得られます。
● 店舗別に分けることで問い合わせチャットに対応しやすくなる
● トラブル時の影響範囲が限定される
たとえば公式アカウントを店舗別に分けることで、顧客からの問い合わせチャットに対応しやすくなります。
もし全店舗共通のアカウントしかない場合、問い合わせがきても「お客様がどの店舗について聞いているのか」がすぐには分かりません。
そのため、まずは利用店舗を確認したり、該当店舗のスタッフへ状況を聞きに行ったりする手間が発生し、回答までにタイムラグが生じてしまいます。
一方、店舗ごとにアカウントがあれば、その店舗のスタッフが直接問い合わせを受け取ることができ、手間が省けます。
また、もしトラブルが起きてしまった場合、全店舗共通のアカウントのみで運用しているケースよりも、トラブル時の影響範囲を限定することができます。
コスト面のメリット
LINE公式アカウントを複数作成することで、コスト面において、以下のようなメリットが得られます。
● アカウントごとに料金プランを変えられる
● それぞれのアカウントで最低でも200通までは無料でメッセージ配信が可能
LINE公式アカウントが複数ある場合、それぞれのアカウントで料金プランを設定する必要があります。
そのため、配信頻度が少ないアカウントは無料プラン、メインで集客するアカウントは有料プランといった使い分けが可能です。
また、有料プランに入っていなくても、それぞれのアカウントで最低200通まで無料でメッセージ配信が可能です。
参考:LINE公式アカウントの料金プラン|LINEヤフー for Business
LINE公式アカウントを複数作成するデメリット
LINE公式アカウントを複数作ることには多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点もあります。
ここでは、実際に運用を始める前に知っておきたいデメリットを整理してお伝えします。
集客・配信面のデメリット
LINE公式アカウントを複数作成することで、集客・配信面において以下のデメリットがあります。
● 友だちが分散する
● クロス配信がしづらい
LINEの友だち追加はアカウントごとに行う必要があるため、新しく作ったアカウントは友だちが0からのスタートとなります。
そのため、1アカウントのみの運用と比較して友だちが分散します。
この点から、既存のアカウントとは別にプロモーションを行ったり、新しいQRコードを作成して案内を出すなど、集客に工夫が求められます。
また、大型キャンペーンなどの全体告知を行う場合、複数のアカウントで同時配信が必要になり、アカウントをまたいだクロス配信がしづらい点がデメリットです。
運用・管理面のデメリット
LINE公式アカウントを複数作成することで、運用・管理面において以下のデメリットがあります。
● 管理工数が増える
● 属人化しやすくなる
LINE公式アカウントを複数作成すると、ログイン管理や配信作業、応答管理、分析・改善といった業務をアカウントごとに行う必要があり、管理工数が増加します。
管理工数が増えることで、担当を固定して回すケースが多くなります。すると、他の人が触る機会が少なくなり属人化します。
また、ルールを決めずに各アカウントで運用していると、ユーザーへの対応や配信内容に担当者によって誤差が生まれ、一貫した運用ができない恐れがあるので注意が必要です。
効率的な管理を行うためにはグループ化が有効な手段です。しかし、グループ化をするまでの準備として、運用体制やルール、マニュアル化しておくことも重要です。
グループ化に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
コスト面のデメリット
LINE公式アカウントを複数作成することで、コスト面において以下のデメリットがあります。
● アカウント数分の費用が発生する
● 外部ツールの連携費用が増える可能性がある
LINE公式アカウントが複数ある場合、それぞれのアカウントで料金プランを設定する必要があります。
たとえば、複数のアカウントをすべて有料プランで運用する場合、アカウント数に応じて月額費用が発生します。
また、MAツールやCRMなどのツールを連携する際も、アカウントごとに契約するケースがあるため、その分コストが高くなる可能性があります。
複数の公式アカウントを運営する際には、どのアカウントを有料プランに切り替えるかを慎重に考えましょう。
料金プランの詳細については、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
LINE公式アカウントを複数作成し、柔軟に運用するには
LINE公式アカウントを複数作成すると、ターゲットごとに情報を最適化したり、配信設計を用途別に分けたりと、柔軟な運用が可能になります。
一方で、アカウント数が増えるほど、管理画面の切り替えやデータの把握が煩雑になり、運用負荷を感じるケースも少なくありません。
実際に、「管理画面を行き来するのが大変」「データが分散して分析しづらい」といった課題が生まれることもあります。
そのため、最初からアカウントを増やしすぎず、必要最小限の数から試しながら、自社に合った運用方法を見極めていくことが重要です。
なお、すでに複数のアカウントを作成している場合でも、LINE拡張ツールを活用すると、より効率的に課題解決が可能です。
例えば、「複数アカウント」の一括運用や1つのアカウントでの「多店舗運営」を行うことも可能です。
LINE拡張ツールKAKERUなら、「アカウントを増やすべきか迷っている」「今の運用が限界」といった悩みに対して、柔軟な解決策を提供しております。
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