シフト管理アプリの選び方|失敗しない5つのポイント
シフト作成業務をラクにしようと、シフト管理アプリやツールを導入しても、「結局使わなくなった」「思ったより運用が大変だった」というケースは少なくありません。
よくある原因は、自店舗に合うかどうかを十分確認せずに導入してしまうことです。
シフト管理アプリ・ツールを導入するにあたって確認したいポイントは、次の5つです。
①スタッフへの浸透のしやすさ
シフト管理アプリは、管理者だけでなくスタッフ側が継続して利用できることが重要です。
どれだけ便利な機能があっても、「面倒くさい」「今までのやり方の方がラク」「使い方がわからない」と感じると、徐々に使われなくなる恐れもあります。
【確認ポイント】
- スタッフの年齢やリテラシーに関わらず全員が利用できそうか
- スマホだけで利用できるか
- 専用アプリのインストールが要否
②管理者の操作は簡単か
シフト管理は、定期的に発生する業務です。
そのため、管理者側が迷わず操作できるかどうかも重要になります。
もし操作方法がわかりづらいと、
- マニュアルを見ないと使い方が分からない
- 搭載されている機能を使いこなせない
- ツールを使わなくなってしまう
といったように、せっかくツールを導入したのに、「業務効率化に繋がらなかった」ということにもなりかねません。
【確認ポイント】
- 画面構成がシンプルでわかりやすいか
- シフト作成や修正を直感的にできそうか
- マニュアルなしでも操作できそうか
- 必要以上に設定項目が多すぎないか
③無料プラン・無料トライアル期間があるか
比較検討のために資料を見比べても、実際の使いやすさは触ってみないとわからないケースも少なくありません。
そのため、いきなり本導入するのではなく、無料プランや無料トライアルで実際の使用感を確認してから判断することをおすすめします。
また、無料プランや無料トライアルによっては、試せる期間が短かったり、一部機能に制限があるケースもあります。
そのため、実際の店舗運用に近い形で試せるかどうかも重要です。
一定期間試してから導入を決めることで、ツール導入後に「使わなかった・使わなくなった」というリスクを減らしやすくなります。
【確認ポイント】
- 無料プランや無料トライアルはあるか
- 無料で試せる期間はどれくらいあるか
- 無料ですべての機能を試せるか
④初期費用や月額費用はいくらくらいになるか
無料トライアルで、気に入ったアプリやツールを見つけても、有料版の予算が合わないということも起こりかねません。
そのため、事前に自店舗に導入した場合の費用をを把握しておくことで、検討すべきアプリ・ツールを絞ることができます。
また、シフト管理アプリ・ツールは大きく分けて2パターンの料金体系があります。
- 従量課金型:1ユーザーあたり〇円。人数によって支払い金額が変動する。
- 月額固定型:人数無制限で使い放題。もしくは〇人~〇人までは〇円の幅で変動するものも。
自店舗のスタッフの人数を当てはめて概算しておくだけで、導入後のコストのギャップを抑えられます。
【確認ポイント】
- 従量課金型か月額固定型か
- 自店舗の人数で試算するといくらか
- 無料プランとの機能差はあるか
⑤サービスの特徴や強みが自社のニーズと合っているか
シフト管理アプリ・ツールは、それぞれ得意としている機能や特徴が異なります。
機能が多いほど良いわけではなく、自店舗の運用に合った機能をもつツールを選ぶことが重要です。
主な特徴の傾向として、以下のようなタイプがあります。
- 細やかな設定ができる高機能タイプ
- AIでシフトを自動作成してくれるタイプ
- 出欠調整・希望回収に特化しているタイプ
- シンプルな操作性を重視しているタイプ
事前に自店舗ではなぜアプリやツールを導入検討しようとしたのか、それを解消するためにはどんな機能があると解決できそうなのか、といったことを事前に整理したうえで比較すると迷わず選ぶことができるでしょう。
【確認ポイント】
- 自店舗が「効率化したいこと」と、ツールの強みや特徴が一致しているか
- 機能が多すぎて、使いこなせない、ということにならないか
- 機能不足で運用に合わないということはないか
一目でわかる|シフト管理比較表
ここまで紹介した「スタッフの浸透しやすさ」「管理者の操作性」「試しやすさ」「料金体系」「サービスの特徴」の5つの観点をもとに、小規模店舗向けのシフト管理を比較しました。
「どのアプリが優れているか?」ではなく、自店舗のニーズに合いそうなものはどれか、比較してみるとよいでしょう。
| サービス名 | ①スタッフ | ②管理者 | ③試用期間 | ④料金 | ⑤特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Airシフト | △ | 〇 | 無料体験あり | ユーザー単位 | 多機能 高機能 他サービス連携 |
| oplus | 〇 | 〇 | 無料プランあり | ユーザー単位 | 多機能 高機能 |
| らくしふ | ◎ | △ | 要問合せ | 要問合せ | LINE 高機能 |
| 調整さん | 〇 | ◎ | 無料プランあり | 無料 | 出欠調整特化 |
| KAKERUシフト管理 | ◎ | 〇 | 無料体験あり | 一律料金 | LINE シフト管理特化 |
※浸透しやすさ・操作性は、小規模店舗での運用を想定した使いやすさを元に整理しています。
小規模店舗におすすめのシフト管理ツール5選
①Airシフト|他のサービスと連携や複数店舗で利用したい店舗におすすめ

【Airシフトの特徴】
| スタッフ | シフトボードの専用アプリを利用 |
| 管理者 | アプリ/ブラウザを利用 |
| 無料トライアル | あり 登録月の翌月末まで利用可能 |
| 料金体系 | 従量課金型 ・1ユーザーあたり 330円 ・スタッフ数が2名以下の場合、一律990円 |
| サービスの特徴 | タイムカード・勤怠機能まで利用可能 Airレジ、Airメイトなど他のサービスとの連携ができる 複数店舗の一元管理にも対応 |
参考:Airシフト公式サイト
株式会社リクルートが提供するシフト管理サービスです。
シフト作成、調整業務以外にも、タイムカード打刻、勤怠管理、労働時間の管理、設定した時給などを元に、概算人件費のシミュレーションまで、まとめておこなうことができます。
また専用アプリ内にチャット機能があるので、急なシフト調整などのスタッフとのコミュニケーションもサービス内で完結させることができます。
さらに、Airビジネスツールズの他のサービスと連携することで、人件費を分析や給与計算用データの連携が可能です。
他にも、複数店舗の一元管理にも対応しているため、各店舗の状況を把握しながら、店舗をまたいだ人員調整までおこないたい企業におすすめで、飲食・小売りなど幅広い業種で利用されています。
スタッフは、「シフトボード」という専用アプリをインストールし、Airシフトと連携して利用する形式となっています。
現在は無料体験期間が用意されており、一定期間は全機能を試すことが可能です。
向いている人
- タイムカード打刻、勤怠管理、労働時間管理まで一元でおこないたい
- Airレジ、Airメイトなどの他サービスと連携したい
- 複数店舗で利用したい
向いていない人
- シフト管理だけができるシンプルなサービスを求めている
- スタッフ人数が多いが、ツールの費用を抑えたい
- スタッフとのコミュニケーションにLINEを使いたい
②oplus|勤怠管理も一緒に管理したい店舗向け

【oplusの特徴】
| スタッフ | oplusの専用アプリを活用 |
| 管理者 | アプリ/ブラウザを利用 |
| 無料トライアル | あり 登録後30日間、有料機能の利用可能 |
| 料金体系 | 従量課金型 ・スタンダードプラン:100ユーザーまで無料 ・proプラン:1ユーザーあたり 100円 ・pro+勤怠プラン:1ユーザーあたり 200円 ・その他オプションあり |
| サービスの特徴 | シフト管理と勤怠管理を一元化して運用できる 条件設定によるシフト自動作成機能あり(オプション) KING OF TIMEなど外部勤怠システムとのデータ連携に対応 掲示板・メッセージ機能でスタッフとのやり取りも完結 |
参考:oplus公式サイト
Oplus株式会社が提供するシフト・勤怠管理サービスです。
シフトの提出・作成・管理だけでなく、勤怠管理との一元化やシフトの自動作成機能によって、店舗の業務効率化をサポートしています。
スタッフはスマホアプリやブラウザから希望を提出でき、管理者はブラウザ上でシフトを一括管理・編集できます。
オプション機能を利用することで、稼働計画やスタッフの条件をもとにシフト表を自動作成することも可能です。
また、KING OF TIMEなどの勤怠管理システムとのデータ連携にも対応しており、より正確な労務管理やペーパーレス化を実現できます。
100ユーザーまで利用できる無料プランが用意されているため、小規模店舗だけでなく、中規模店舗でも導入しやすいサービスです。
向いている人
- シフト管理と勤怠管理をまとめて管理したい
- KING OF TIMEなど既存の勤怠システムと連携したい
- まずは無料で試したい
向いていない人
- スタッフにスマホアプリをインストールしてほしくない
- 勤怠機能も使いたいが、スタッフ人数が多く、月額費用がかさむ
- 給与計算ソフトとの自動連携まで求めている
③らくしふ|シフト回収の効率化を重視したい店舗向け

【らくしふの特徴】
| スタッフ | LINE・LINE WORKSでシフト提出(アプリ不要) |
| 管理者 | ブラウザを利用 |
| 無料トライアル | 非公開(要問合せ) |
| 料金体系 | ・20名以下は月額固定 ・21名以上は従量課金 ※初期費用が発生する場合あり |
| サービスの特徴 | LINEで集めた希望シフトをシステムに自動転記 未提出者へのリマインド通知を自動送信 人件費・労務管理機能を搭載 売上目標・時間帯ごとの必要人数を可視化 |
参考:らくしふ公式サイト
LINEを活用してシフトの回収・作成・管理を自動化・効率化できるクラウド型シフト管理サービスです。
スタッフはLINEまたはLINE WORKSからシフト希望を提出でき、専用アプリのインストールは不要です。提出されたシフト希望はシステムに自動転記されるため、管理者の集計作業や未提出者への催促にかかる手間を大幅に削減できます。
また、売上目標や時間帯ごとの必要人数を可視化し、無駄のない人員配置や人件費率のコントロールもサポートしています。
高機能で細かい設定が可能なため、シフト管理を本格的に効率化したい店舗に向いています。
料金の詳細は、公式サイトよりお問合せください。
向いている人
- スタッフ数が多く、シフト回収の効率化を重視したい
- 人件費・労務管理まで一元管理したい
- 細かい設定やカスタマイズをしていきたい
向いていない人
- 少人数で高機能なツールを求めていない
- LINEの利用ができない職場
- 導入前に料金を明確に把握してから検討したい
④調整さん|シンプルに・完全無料で使いたい店舗向け

【調整さんの特徴】
| スタッフ | URLリンクから回答(登録・インストール不要) |
| 管理者 | ブラウザを利用 |
| 料金体系 | 完全無料 |
| サービスの特徴 | ログイン・会員登録不要ですぐに利用開始できる URLを共有するだけでスタッフが回答できる スマホ・PC両対応 |
参考:調整さん公式サイト
ミクステンド株式会社が提供するスケジュール調整サービスです。
URLを共有するだけでスタッフが回答でき、登録・インストール不要で利用することも可能です。
「まずは簡単にシフト希望を集めたい」という店舗向けの仕組みが特徴です。
一方で、出欠調整ツールのため、シフト表作成などのシフト管理機能はありません。
向いている人
- 費用をまったくかけずに始めたい
- シフト希望の回収さえできたらOK
- スタッフへの説明負担を最小限にしたい
向いていない人
- シフト表の作成・共有まで行いたい
- 未提出者へのリマインド通知を自動化したい
- 勤怠管理や人件費管理も一元化したい
⑤KAKERUシフト管理|LINEでシフト提出したい店舗向け

【KAKERUシフト管理の特徴】
| スタッフ | LINEでシフト提出(アプリ不要) |
| 管理者 | ブラウザを利用 |
| 無料トライアル | 登録月+翌月末まで0円(最大60日間) |
| 料金体系 | 月額固定 2,980円(人数無制限) ※モニターキャンペーン価格2026年6月30日まで |
| サービスの特徴 | シフト希望をLINEから提出→システムに自動転記 未提出者へのリマインド通知を自動送信 人員過不足アラートで配置ミスを防止 マニュアル不要のシンプルな管理画面設計 |
本記事を作成した株式会社ミライクが提供するクラウド型シフト管理サービスです。
「多機能すぎて使いこなせない」「シフト管理をラクにしたいだけなのに…」という現場の声をもとに、シンプルな機能と画面設計にこだわって開発しています。
料金は人数無制限の月額固定のため、スタッフが増えても費用が変わらないのも特徴です。
飲食店・小売・サービス業・学習塾など、アルバイト・パートスタッフが多い職場を中心に幅広い業種で導入されています。
向いている人
- スタッフが全員LINEを利用している
- 紙やExcel管理から移行したい
- シフト回収・自動転記・共有を効率化したい
向いていない人
- LINEの利用ができない職場
- 打刻・勤怠管理・給与計算まで一元化したい
- 多店舗・大規模向けの高度なシフト作成を行いたい
よくある質問
シフト管理アプリは無料だけでも運用できますか?
スタッフが5名以下で、シフト変更や代理調整が少ない店舗であれば、無料プランだけでも運用できるケースがあります。
一方で、スタッフ数が増えたり、シフト変更の連絡が増えたりすると、人数制限や機能制限によって運用しづらくなる場合もあります。
まずは無料プランや無料トライアルを活用しながら、自店舗の運用に合うかどうかを確認するのがおすすめです。
無料プランと無料トライアルは何が違いますか?
無料プランは、有料プランの一部の機能を継続的に利用できるものです。使える機能によってプランが分かれているため、無料プランでは使いたい機能が試せないという場合もあります。
無料トライアルは、有料版と同じツールを一定期間、無料で試せるサービスのことをさし、無料トライアル期間終了後には、有料になります。
無料プランも無料トライアルも本導入前には大きなメリットがありますが、自店舗に必要な機能が試せるかは事前に確認しておくとよいでしょう。
スタッフに専用アプリを入れてもらう必要はありますか?
スタッフがシフト提出や確定したシフトを確認する方法は、シフト管理ツールによってそれぞれ異なり、
・専用アプリ
・LINE
・ブラウザ
などがあります。
特に小規模店舗であれば「スタッフ全員が無理なく使えるか」が定着に大きく影響するため、事前にスタッフにスマホを持っているか、どのような方法が使いやすいのか、相談しておくとよいでしょう。
シフト管理アプリと勤怠管理システムの違いは何ですか?
シフト管理アプリは、シフト希望の回収・作成・共有を目的としたサービスです。
一方、勤怠管理システムは、出勤打刻や労働時間管理などを目的としています。
シフトの管理を行いたいのか、労務周りの管理を行いたいのかの目的を整理してからアプリを探してみましょう。
LINEでシフト管理するメリットはありますか?
スタッフが普段利用しているLINEからシフト提出ができるため、操作説明の負担を減らしやすい点が最大のメリットです。
LINEを使うことで、専用アプリ特有のデメリット(インストールの手間・通知の見逃しなど)がなく、スタッフ・管理者の両方にとって使いやすい環境を作ることができます。
一方で、サービスによってLINE連携の範囲は異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
小規模店舗では、どのシフト管理アプリを選べばいいですか?
店舗規模や運用方法によって、合うサービスは異なります。
例えば、
・まず無料で試したい
・勤怠管理までまとめたい
・LINEでシフトを収集・共有したい
・スタッフへの説明負担を減らしたい
など、自店舗で優先したいポイントを整理して比較することが重要です。
無料トライアルがある場合は、実際にスタッフと一緒に試してみることをおすすめします。
【最大60日間無料】KAKERUシフト管理を試してみる
シフト管理アプリを選ぶうえで重要なのは、「機能数」だけではありません。
実際に店舗で運用しやすいか、スタッフが無理なく使えるかを確認することが大切です。
特に、
・スタッフへの説明負担を減らしたい
・紙やExcel管理から移行したい
・LINEでシフト提出・共有を完結させたい
と考えている店舗では、実際の使用感を試してから判断することをおすすめします。
KAKERUシフト管理は、スタッフが普段使っているLINEからシフト提出できるため、専用アプリのインストールが不要です。
管理者側はWebブラウザ上でシフト作成・共有ができ、シフト確定後の共有もLINEで自動送信できます。
また、最大60日間の無料トライアルが用意されているため、繁忙期を含めた実際の店舗運用に近い形で試すことが可能です。
「自店舗に合うかまず試してみたい」という方は、まず無料トライアルで試してみてはいかがでしょうか。
