LINE VOOMとは?
LINE VOOMは、LINEアプリ内で利用できるショート動画や画像の投稿プラットフォームです。

画像引用:LINE VOOMを利用する|LINEみんなの使い方ガイド
LINE VOOMは、2021年11月25日より、「タイムライン」が「LINE VOOM」に置き換わる形で提供が開始されました。
従来のタイムライン機能と同様に、「一般ユーザーのアカウント」と「LINE公式アカウント」のどちらのアカウントでも投稿を行うことができます。
つまり、個人のLINEアプリの中のLINE VOOMには、個人が投稿した動画と、LINE公式アカウント(企業・店舗など)が投稿した動画の両方が表示されます。
ここでは、LINE VOOMならではの特徴や基本を解説します。
従来のタイムラインとの3つの違い
まずは、従来のタイムラインとLINE VOOMでどのような違いがあるのかについてです。
| 違い | LINE VOOM | (従来)タイムライン |
|---|---|---|
| 公開範囲 | フォロワー | 友だち |
| 拡散機能 | 有り | 無し |
| コンテンツの中心 | ショート動画(3分) | 画像やテキスト |
主な違いは投稿の公開対象が「友だち」から「フォロワー」になったことです。
従来のタイムラインでは、「一般ユーザーのアカウント」と「LINE公式アカウント」の友だちになっているアカウントにのみ投稿が表示されていました。
LINE VOOMは、「VOOMアカウントのフォロワー」に表示されます。
つまり、LINE上で友だちになっていなくても、アカウントをフォローすれば投稿を見ることができます。
※フォローしていなくても、「おすすめ」に表示されることがあります。
また、タイムラインはテキストや画像が中心でしたが、LINE VOOMは動画を中心とした発信場所になっています。
とくに、TikTokやInstagramリールのような縦型で3分以内のショート動画が投稿のメインです。
他のSNS(TikTok、Instagram)との違い
近年、若者を中心にTikTokやInstagramなどの動画SNSが流行しています。
動画SNSはとくに飲食業や美容業などと相性がよく、すでに他で投稿しているのでVOOMはわざわざやらなくても……と考える方もいるのではないでしょうか。
しかし、他のSNSではなく、あえてLINE VOOMで情報配信するメリットもあります。
LINE VOOMと他SNSとの大きな違いは以下の3つです。
| 違い | LINE VOOM | SNS(TikTok・Instagram) |
|---|---|---|
| ユーザー層 | 10~50代の幅広い年齢層 | 10~20代の若者層 |
| 拡散力 | 弱い | 強い |
| LINEとの連携メリット | 多い | 少ない(連携不可の場合有り) |
TikTokやInstagramは10代から20代の若者層の利用が中心ですが、LINEは10代から50代、あるいはそれ以上の幅広い年齢層が利用しています。
とはいえ、LINE VOOMの投稿はGoogleなどの検索エンジンに表示されないため、他のSNSのような爆発的な拡散力は期待できません。
一方で、友だちでなくてもフォロワーにクーポンやリサーチ(アンケート)を投稿できるなど、上手に活用すれば潜在顧客への集客にも高い効果があります。
LINE VOOMの機能について徹底解説
LINE VOOMの機能は動画投稿だけだと思われがちですが、他にもビジネスに活用できる機能があります。
ここでは、LINE VOOMの主な機能を紹介します。
機能1:コンテンツ投稿
LINE VOOMで投稿できるのは、ショート動画だけではありません。
投稿できるのは以下のコンテンツです。
● ショート動画(3分以内)
● 写真
● テキスト
● スタンプ
● 位置情報
● クーポン
公式アカウントの友だちではないフォロワーにも、さまざまなコンテンツで自社の商品・サービスをアピールできます。
「おすすめ」と「フォロー中」の違い
LINE VOOMのホーム画面には、「おすすめ」タブと「フォロー中」タブがあります。
「おすすめ」には、ユーザーの興味関心や過去の視聴履歴に基づいて推薦されたコンテンツが表示されます。
フォローしていないアカウントの投稿も表示されるため、新規フォロワー獲得のチャンスがあります。
一方「フォロー中」では、ユーザーがフォローしているアカウントの投稿が時系列で表示されます。
既存のフォロワーへの情報発信に利用し、定期的な投稿を続けてブランディングに活用しましょう。

「友だち」と「フォロー」の違い
また、混同しやすいのが、「友だち」と「フォロー」の違いです。
この2つは、情報が届く仕組みや役割が異なります。
■一般ユーザーアカウントの友だち
一般ユーザーと「友だち追加」している状態。
1対1のチャットをすることができます。
■LINE公式アカウントの友だち
公式アカウントに「友だち追加」している状態。
公式アカウントからのメッセージの配信でLINEメッセージが届きます。
また条件を満たすとの公式アカウントとのチャットをすることができます。
■フォロー
VOOMアカウントを「フォロー」している状態です。
VOOMでの投稿が、「フォロー中」タブに時系列で表示されるようになります。
LINEの仕様上、「友だち」にはなっていなくても、VOOMを「フォロー」だけしているユーザーも存在します。
まずはVOOMの投稿で「フォロー」を集め、そこから「友だち」へと促す導線を作ることが、集客における重要な戦略となります。
機能2:ユーザー反応機能(いいね・コメント・シェア)
LINE VOOMには、フォロワーとのコミュニケーションを取るための機能が備わっています。
①:いいね
ユーザーは投稿に対して「いいね」を押して反応できます。
いいねの数はエンゲージメント指標として重要で、多く獲得すると「おすすめ」に表示されやすくなります。
②:コメント
また、投稿にコメントを残すこともできます。
企業アカウントは積極的にコメントに返信することで、顧客とのコミュニケーションを深められます。
コメント数が多い投稿も、アルゴリズムで評価されて「おすすめ」に出やすくなると予測されます。
③:シェア
投稿をLINEの友だちにシェアしたり、URLをコピーできます。
フォロワーにシェアしてもらうことで、拡散による認知拡大が期待できます。
シェアを増やすには、思わず人に教えたくなるような有益な情報や、感動的なストーリーを盛り込むことがポイントです。

機能3:収益化プログラム
LINE VOOMは、LINE公式アカウントなら条件を満たした上で審査に通れば、LINE VOOM Creator Programに参加することで、収益化が可能です。
ただし、企業が運営しているアカウントに関しては対象外なので注意しましょう。
参考:VOOM投稿で報酬を得られる!「LINE VOOM Creator Program」に参加して、投稿した動画を収益化しよう!/LINE VOOM Creators
【画像付き】LINE VOOM投稿方法
LINE VOOMへの投稿は、パソコンとスマートフォンのどちらからでもできます。
ここでは、それぞれの手順を詳しく解説します。
パソコンからの投稿手順
パソコンから投稿する流れは以下のとおりです。
手順①:公式アカウントの管理画面から「LINE VOOM」タブをクリック
手順②:LINE VOOM専用の管理画面「LINE VOOM Studio」に移行
手順③:「動画」か「写真・テキスト」のいずれかを選んでタブをクリック
手順④:動画以外のコンテンツは写真・テキストを選択
手順⑤:動画を投稿する場合は動画をアップロード
手順①:公式アカウントの管理画面から「LINE VOOM」タブをクリック

手順②:LINE VOOM専用の管理画面「LINE VOOM Studio」に移行
遷移後、「+投稿を作成」をクリック。

手順③:「動画」か「写真・テキスト」のいずれかを選んでタブをクリック

手順④:動画以外のコンテンツは写真・テキストを選択
「写真・テキスト」タブをクリックした場合は、投稿するコンテンツをクリックする。

手順⑤:動画を投稿する場合は動画をアップロード
アップロード後、以下を設定したら投稿完了です。
● テキスト
● サムネイル
● ほかのユーザーによるダウンロードを許可
● 投稿するタイミング(「今すぐ投稿」か「予約」)

スマートフォンからの投稿手順
スマートフォンから投稿する場合は、LINE公式アカウントアプリから操作します。
手順①:ホーム画面の一番下からLINE VOOMのマークをタップする
手順②:右上の「+」をタップし、投稿するコンテンツを選ぶ
手順③:その他のコンテンツの場合はいずれか選択してタップ
手順①:ホーム画面の一番下からLINE VOOMのマークをタップする

手順②:右上の「+」をタップし、投稿するコンテンツを選ぶ

手順③:その他のコンテンツの場合はいずれか選択してタップ
タップし、コンテンツを作成して「投稿」をタップして完了。
※動画の場合はアップロードし、パソコンと同様に設定したら投稿完了です。
投稿を削除するには?
パソコンの管理画面からとスマートフォンアプリからの両方の方法を紹介します。
なお、投稿を削除すると「いいね」やコメントが消えるだけでなく、シェアされた投稿も消えてしまうので注意しましょう。
パソコンで削除する場合
LINE VOOMへの投稿を削除するには、LINE VOOMの管理画面(LINE VOOM Studio)から投稿を選んで「投稿詳細」をクリックし、投稿詳細画面から削除します。

スマートフォンで削除する場合
アプリから削除する場合は、LINE VOOMの管理画面に表示されている投稿の「⋮」をタップして、削除を選びます。

投稿後の分析・インサイトを確認する方法
パソコンの場合は左にある「分析」をクリックします。
ダッシュボードからはフォロワー数やインプレッション、動画再生時間がまとめて確認できます。

「フォロワー」からはフォロワー数の増減をグラフで追跡できます。
スマートフォンの場合は、投稿の左下にあるマークをタップするか、投稿詳細から確認できます。

ビジネスでLINE VOOMを活用する5つのメリット
LINE VOOMは、企業が情報発信を行ううえで注目されている機能のひとつです。
短尺動画や画像投稿を通じて、商品の魅力や企業の雰囲気を気軽に伝えられることから、マーケティングツールとしても有効です。
ここでは、企業がLINE VOOMを活用する主な5つのメリットを紹介します。
メリット①:メッセージ配信と違い無料で投稿できる
LINE公式アカウントのメッセージ配信は、プランによって配信通数に制限があり、上限を超えると追加料金が発生します。
一方、LINE VOOMの投稿は無料で回数制限がありません。
キャンペーン情報やスタッフ紹介、イベント告知などをコストをかけずに継続的に発信できるため、費用対効果の高いプロモーション手段として活用できます。
とくに中小企業や個人事業主にとっては、広告コストを抑えながら継続的に露出を増やす手段として有効です。
メッセージ配信の料金体系については以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
メリット②:LINE公式アカウントの友だち以外にも情報が届く
通常のメッセージ配信は「友だち登録済みのユーザー」にしか届きません。
しかし、LINE VOOMに投稿した内容は、友だちでないユーザーにも表示される可能性があるのがメリットです。
たとえば、投稿に「いいね」や「コメント」が付くことで、フォロワー以外のユーザーにもおすすめ表示され、自然な形で認知が広がります。
つまり、LINE VOOMを活用することで、新規顧客の獲得やフォロワー増加につながる導線を作ることができるのです。
メリット③:LINEアプリ内で完結するため、ユーザーの離脱を防ぎやすい
多くのSNSでは、外部アプリのインストールや別アカウントの作成が必要ですが、LINE VOOMは既存のLINEアプリ内で完結します。
ユーザーが普段から使い慣れている環境の中で情報を閲覧できるため、離脱が少ないというメリットがあります。
また、LINE公式アカウントと連携することで、VOOM投稿からメッセージ配信・予約フォーム・クーポンなどに自然に誘導できます。
ユーザー体験を一貫して設計できる点は、他のSNSにはない強みです。
メリット④:動画で商品・サービスの魅力を伝えやすい
テキストや静止画では伝わりにくい「雰囲気」や「使用感」も、動画であれば直感的に伝えられます。
とくに店舗・サービス業では、スタッフの接客風景や実際の施術・調理シーンを投稿することで、信頼感や親近感の醸成につながります。
また、ショート動画(3分以内)なので、手軽に撮影・編集して投稿できる点も魅力です。
YouTubeよりもライトな運用が可能なため、動画SNSの初心者でも始めやすい動画マーケティング手法といえます。
メリット⑤:LINE機能と連携し、集客から来店までの導線を作れる
LINE VOOMは、他のLINE機能と組み合わせることで、より効果的なマーケティングを実現できます。
たとえば、VOOM投稿で興味をもったユーザーに対して、
●LINE 公式アカウントの友だち追加へ誘導
● クーポン配布やショップカードで来店促進
● チャット機能で問い合わせ対応
といった流れを1つのプラットフォーム内で完結できます。
LINE VOOM利用時の注意点とよくある失敗
LINE VOOMは、動画や画像を通じて企業の魅力を発信できる便利な機能です。
しかし、企業としての公式発信である以上、個人利用とは異なる慎重さが求められます。
プライバシーや著作権に関するトラブル、炎上などが発生すると、ブランドの信用低下につながりかねません。
ここでは、企業アカウントがとくに注意すべきポイントを3つ紹介します。
プライバシー設定を確認する
まず確認しておきたいのが「誰に投稿を見せるか」という公開設定です。
LINE VOOMでは、投稿ごとに公開範囲を「全体公開」「友だちまで」などから選択できます。
広報・採用・キャンペーン情報など、発信目的に応じて適切な範囲を設定しましょう。
また、投稿内容に従業員や顧客が映る場合は、事前に許可を取ることが原則です。
とくに制服・名札・社内の様子などが映り込む場合、思わぬ情報漏えいにつながることもあります。
プライバシー保護の観点から、映像の確認と編集を徹底して行いましょう。
著作権・肖像権へ配慮する
企業アカウントでは、宣伝効果を狙って音楽や画像を使用する場面が多くなります。
しかし、著作権を無視した素材の利用は、企業の法的リスクにつながります。
市販の音源や他者が制作したコンテンツを無断で使用することは避け、商用利用可能な素材や自社で制作したオリジナルコンテンツを活用しましょう。
また、イベントや店舗の様子を撮影する際には、参加者や来場者が映ることがあります。
肖像権の観点から、撮影時に同意を得る、または顔をぼかすなどの対応が必要です。
こうした小さな配慮の積み重ねが、企業ブランドへの信頼につながります。
炎上リスクを避ける
SNS発信でもっとも気をつけたいのが「炎上リスク」です。
企業アカウントの発言は、社員個人ではなく会社の意見として受け止められます。
軽い気持ちでの投稿や言葉選びのミスが、ブランドイメージを大きく損なうこともあります。
炎上を防ぐためには、以下の対策を意識しておきましょう。
● 投稿前のダブルチェック体制
● 社内ガイドラインの策定
● コメント対応ルールの明確化
また、社会的・政治的な話題や他社との比較を避け、「企業の価値提供」「顧客への感謝」「サービス紹介」などポジティブな内容を中心に発信するとよいでしょう。
LINE VOOMを活用して集客効果を最大化する
本記事では、LINE VOOMの特徴やビジネス活用について解説しました。
無料で拡散が見込めるVOOMは、新規顧客との接点を作る強力な武器です。
しかし、動画で興味を持って友だち登録してくれたユーザーを、そのまま放置しては売上につながりません。
友だち数が増えるにつれ、「誰が何に興味があるか分からない」「個別対応が追いつかない」といった管理の課題に直面するからです。
こうした課題を解決し、集客後の「追客・管理」を自動化するのがLINE拡張ツール「KAKERU」です。
KAKERUを導入すれば、興味関心に合わせた配信や顧客管理がスムーズになり、「集客はVOOM」「成約はKAKERU」という効率的な仕組みが完成します。
まずは無料資料をダウンロードして、集客から成約までを自動化する具体的な方法をチェックしてみてください。
目的に合わせてカスタマイズできる「KAKERU」

