LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージとは?

出典:カードタイプメッセージ – LINEヤフーマーケティングキャンパス
「選択肢付きメッセージ」とは、配信内に複数のボタンやカルーセル(スワイプ式のカード)を組み込み、選択肢を提示できる機能の総称です。
あらかじめ設定した選択肢をユーザーがワンタップして進める仕様になっており、テキストだけの配信とは異なるインタラクティブなやり取りを可能にします。
LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージの種類
LINE公式アカウントには、選択肢を提示するメッセージとして活用できる機能が複数あります。代表的なのが以下の3つです。
● リッチメッセージ
● カードタイプメッセージ
● リサーチ
それぞれ設定できる内容や見せ方が異なるため、シーンや目的に応じて使い分けることが大切です。
ここからは、それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
リッチメッセージ:画像内に選択肢を設定してページへ誘導

出典:LINEヤフー for Business |【リッチメッセージ】アクションタイプに「テキスト」を追加
LINE公式アカウントのリッチメッセージは、画像を使って情報を届けられるメッセージ形式です。
画像を複数のエリアに分割し、それぞれに異なるURLなどを設定することで、選択肢付きメッセージとして活用できます。
たとえば、画像内に複数の商品やサービスを並べ、それぞれのエリアをタップすると、対応する詳細ページへ移動するように設定できます。
ユーザーは画像を見ながら興味のある項目を選び、そのまま目的のページへ進むことが可能です。
一方で、誰がどの選択肢をタップしたのかといった個人単位のデータを確認することはできません。
カードタイプメッセージ:複数のカードから興味のある情報を選択

出典:カードタイプメッセージ | LINEヤフーマーケティングキャンパス
カードタイプメッセージは、複数のコンテンツをカード形式で表示できるメッセージです。
複数のカードを並べ、それぞれに異なるURLなどを設定することで、選択肢付きメッセージとして活用できます。
たとえば不動産会社なら、画像のように複数の物件情報をカード形式で並べ、物件ごとに詳細ページや内見予約ページへ誘導できます。
ユーザーはカードをスライドしながら気になる物件を探し、興味のある物件の「この物件の詳細を見る」や「内見を予約する」といったボタンから、次のアクションへ進めます。
このように、複数の商品やサービスなどを比較しながら、ユーザー自身に興味のあるものを選んでもらいたい場合に適しています。
一方で、リッチメニュー同様、どのユーザーがどのカードをタップしたかといった個人単位のデータを確認することはできません。
リサーチ:質問に対する選択肢を用意してアンケートを実施

LINE公式アカウントの「リサーチ」は、投票やアンケート形式でユーザーの意見や嗜好を集められる機能です。
たとえば「新商品の中で気になるものは?」という質問に対して、「A商品」「B商品」「C商品」といった選択肢を用意し、ユーザーに興味のあるものを選んでもらうことができます。
一方で、リッチメッセージやカードタイプメッセージのように、任意のURLへ直接誘導することはできません。
商品ページや予約フォームなどへ誘導したい場合は、別のメッセージと組み合わせる必要があります。
なお、リサーチ機能は2026年12月2日に提供終了予定です。記事公開時点では利用できますが、今後は利用できなくなる点に注意しましょう。
LINE公式アカウントで選択肢付きメッセージを配信する方法
「リッチメッセージ」「カードタイプメッセージ」「リサーチ」などを使って選択肢付きメッセージを作成したら、LINE公式アカウントの管理画面から配信できます。
手順①:管理画面で「メッセージを作成」を選択
手順②:利用したいアイコンをクリック
手順③:作成済みのメッセージやリサーチを選び、配信設定を行えば完了
手順①:管理画面で「メッセージを作成」を選択

手順②:利用したいアイコンをクリック

手順③:作成済みのメッセージを選択し、配信設定を行う。

作成済みのリッチメッセージやカードタイプメッセージなどを選択し、配信先や配信日時などを設定します。設定内容を確認して配信すれば完了です。
なお、リッチメッセージ・カードタイプメッセージ・リサーチの詳しい作成方法については、以下の記事で解説しています。
LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージを使うメリット
LINE公式アカウントの「選択肢付きメッセージ」は、大きく3つのメリットがあります。
ここでは、その3つのメリットについて、詳しく解説します。
●ユーザーに必要な情報を届けやすい
●予約や購入などの次の行動につなげやすい
●ユーザーのニーズや興味を把握しやすい
ユーザーに必要な情報を届けやすい
選択肢付きメッセージを使うことで、視覚的も見やすく情報を提示できるため、必要な情報を届けやすくなります。
予約や購入などの次の行動につなげやすい
選択肢付きメッセージは、それぞれの選択肢毎にリンクを設定することができます。
ユーザーが気になる情報を見つけたら気軽に次の行動に移せるのも大きなメリットです。
ユーザーのニーズや興味を把握できる
選択肢を用意することで、ユーザーがどのような情報に興味を持っているのかを把握するきっかけを作れます。
選択肢付メッセージのクリック率などは、LINE公式アカウントの管理画面から確認・分析することができます。
LINE公式アカウント選択肢付きメッセージの活用方法
選択肢付きメッセージは、ユーザーを迷わせずに次の行動へ導きやすい手法です。
ここからは、具体的にどんな活用ができるのかを見ていきましょう。
商品情報をカードタイプで配信する
ECサイトや小売店では、カードタイプメッセージを活用して複数のおすすめ商品やカテゴリを横並びで提示し、各ページへ直接誘導するのが効果的です。
ユーザー自身が興味のあるカードをスワイプして選ぶ仕組みのため、不要な情報を省き、目的に合った商品だけをスムーズに届けることができます。結果として、受け身の配信よりも高いエンゲージメントが見込めます。
なお、複数の商品を比較させたい時は「カードタイプメッセージ」、一つの目玉商品を強く訴求したい時は「リッチメッセージ」といったように、目的に応じてフォーマットを使い分けるとよいでしょう。

診断コンテンツでユーザーの興味やニーズを把握する
選択肢付きメッセージは、応答メッセージと組み合わせて活用することで、ユーザーの興味やニーズを引き出す「診断コンテンツ」としても活用できます。
たとえば「肌の悩み(乾燥/毛穴など)」を選んでもらい、回答に応じたおすすめ商品を案内すれば、ゲーム感覚で自分に合った情報を探してもらえます。
なお、診断結果をユーザー情報と紐づけてセグメント配信に活かしたい場合は、外部の拡張ツール導入をあわせて検討するとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)を自動化し、問い合わせ対応を効率化する
選択肢付きメッセージと「応答メッセージ」機能を組み合わせれば、自動で回答するQ&Aチャットボットを構築できます。
たとえば「送料について」「ギフト対応」などの選択肢を提示し、ユーザーがタップすると、事前に設定した回答が即座に送信される仕組みです。
ユーザーは24時間いつでも疑問を自己解決できるため顧客満足度が高まるほか、店舗側の問い合わせ対応にかかる時間と手間を大幅に削減できます。

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ここまで、LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージやQ&A機能がいかに顧客エンゲージメント向上に不可欠かをご紹介してきました。
ユーザーの興味・ニーズに合わせた最適な情報を適切なタイミングで届けることで、顧客との深い絆を築き、ビジネス成長を加速させることができます。
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