LINE公式アカウントの開封率とは
LINE公式アカウントの開封率とは、配信したメッセージのうち、いずれかの吹き出しをインプレッション(100%表示)した時点でカウントされます。
開封率のカウントは、重複してカウントされることはなく、トークルームを開かずに既読にされた場合もカウントされません。
開封率の計算方法は、【開封されたメッセージ数 ÷ 送信したメッセージ数】です。
たとえば1000通メッセージを配信し、開封したユーザーが300人だった場合、計算式は300÷1000=0.3となり、開封率は30%と算出できます。
参考URL:https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/insight_message/
メッセージ配信の平均開封率とメリット
LINE公式アカウントのメッセージ配信には、メッセージの開封率や反応率が高いなどのメリットがあります。
2022年6月にLINEヤフー社がおこなった調査結果によると、LINE公式アカウントによるメッセージ配信の平均開封率は約55%です。
LINE公式アカウントから届いたメッセージを開封するまでの時間を集計すると、約2割のユーザーがメッセージを受け取ってすぐに開封し、約5割のユーザーが3~6時間以内、さらに約8割のユーザーがその日のうちに開封すると回答しました。
このことからも、LINE公式アカウントから届くメッセージは開封率が高く、即時性もあることが分かります。
また、メッセージ配信とクーポン機能などを併用することで、店舗やWebサイトへの集客や商品の購入、リピーターの育成につなげることができます。

参考URL:https://lymcampus.jp/line-official-account/courses/features/lessons/broadcast
メルマガとLINE公式アカウントの開封率の違い
一般的なメルマガの開封率が10%〜30%程度であるのに対し、LINE公式アカウントの平均開封率55%程度とすると、その効果は約2倍〜6倍と非常に高い水準にあります。
メルマガの場合、迷惑メールフォルダに分類されてしまうことも多いため、受信ボックスに届く到達率は自体が50%程度と低い水準となっていることもあり、LINEは顧客にメッセージを届けやすいツールといえます。
LINE公式アカウントで開封数を確認する方法
過去に送信したメッセージの開封率は、PCのLINE Official Account Managerから確認できます。具体的な手順は次のとおりです。
開封数の確認方法
手順①:LINE Official Account Managerにログインします。
次に、画面左上の分析タブをクリックして、さらに「メッセージ配信」ボタンをクリックしましょう

手順②:メッセージ配信画面の中段に実際に開封されたメッセージの総数が「開封」として表示されています。

「開封」が表示されていない場合
管理画面上に開封数が表示されていない場合は、「表示・セグメント・項目設定」から設定することができます。
その他の項目もチェックをいれ「選択したセグメント・項目を反映」をクリックすれば、管理画面に表示させることができます。

出典:メッセージ配信|LINEヤフー for Business
開封率を上げる方法と施策
LINEのメッセージ開封率を高めるためには、効果的な配信が必要です。
ここでは、開封率を上げるためにできる方法と施策をご紹介します。
効果的な配信タイミングを知る

出典:運用の効果を上げるコツ(初級)|LINEヤフー マーケティングキャンパス
配信のタイミングを決めるポイントは、自社のターゲット層のライフスタイルに合わせることです。
ユーザーはライバル企業を含む多くの友だちとつながっている可能性が高く、タイミングを誤ると埋もれてしまい、未読スルーの原因になります。
ユーザーがスマートフォンをチェックしやすい「すきま時間」が狙いめです。
一般論として、
配信時間は
・ラッシュ時を含む通勤・通学の時間帯
・ランチタイム
・会社員が帰宅した夕方以降
・就寝前
曜日は、
・月曜日
・金曜日
が良いと言われています。
ターゲット層をあらためて再認識すると、開封率を高めやすいタイミングが見えてきます。
ターゲット層別のおすすめタイミングを一覧表にまとめましたので、是非、参考にしてください。
| ターゲット層 | おすすめの時間帯 | おすすめの曜日 | おすすめのタイミング |
|---|---|---|---|
| 会社員 | 7~9時、12~13時、18~20時、22~23時 | 月曜日、金曜日、日曜日 | 通勤、ランチタイム、帰宅後、就寝前 |
| 主婦 | 9~11時、13~15時、18~20時 | 月曜日、日曜日 | 家事・育児のすきま時間、子どもの通学中 |
| 学生 | 20~23時 | 金曜日、土日祝日 | 学校の終了後、アルバイト後 |
| シニア層 | 8~12時、17~19時 | 月曜日、日曜日 | 起床後、夕方 |
プッシュ通知前提のメッセージ内容に改善する

出典:運用の効果を上げるコツ(初級)|LINEヤフー マーケティングキャンパス
ユーザーはプッシュ通知を見て開封するかどうかを判断します。
これを前提に、ユーザーが思わずタップしたくなるような情報を盛り込むことがポイントです。
たとえば「本日限定20%オフ」「【緊急セール】明日18時まで開催」といった文言を冒頭に入れると、緊急性や限定感が伝わります。
写真を送信する場合は、小さなサムネイルから概要を把握できるよう工夫しましょう。
開封後のアクションにつなげる方法
開封率を向上できても、アクションにつながらなければ意味がありません。
開封後の離脱を防ぐための工夫も凝らしましょう。
LINE公式アカウントにはさまざまな機能が実装されています。とくにユーザーの興味をひきやすい機能をいくつかご紹介します。
リッチメッセージ
リッチメッセージとは、画像やテキストをひとつのビジュアルにまとめる機能です。テキストだけでは伝わりにくい情報を視覚的に伝えられます。
少ない文字数では商品やサービスのよさを実感してもらいにくい商品のよさを、直感的に理解してもらえるでしょう。高い誘導効果が期待できる機能です。

出典:リッチメッセージ|LINEヤフー マーケティングキャンパス
リッチビデオメッセージ
リッチビデオメッセージとは、配信した動画がトークルームで自動再生される機能です。動画が終了したあとに、リンク先に飛ばすなど任意のアクションを促せます。
通常の動画とは違い、縦型・横型・正方形などさまざまな形態に対応することが特徴です。縦型を選ぶと、画面を占有しながら商品やサービスを訴求できます。

出典:リッチビデオメッセージ|LINEヤフー マーケティングキャンパス
クーポン
クーポンとは、来店時に利用できるデジタルクーポンを配布する機能です。割引や送料無料、引換券など、さまざまな形式のクーポンを配布できます。
紙のクーポンとは異なり、LINE Official Account Managerから各種分析ができる点もメリットです。
クーポンごとの開封者数や使用者数を確認できるため、改善策も検討しやすいでしょう。

セグメント配信
セグメント配信とは、属性ごとに絞り込んで配信できる機能です。
開封率を高めるためには、ユーザーの属性や興味・関心に合わせて配信内容を最適化することが重要です。
LINE公式アカウントの標準機能でも、性別や年齢、地域などを絞り込み配信することができるので、セグメント配信を活用し、ユーザーにとって関心の高い情報を届け、開封率の向上に繋げましょう。

出典:オーディエンスセグメント配信|LINEヤフー for Business
開封率が平均よりも低い場合に考えられる原因
先述したとおり、LINEの平均開封率は55%です。
この数字を下回る場合は、まず「なぜ開封率が低いのか」を分析する必要があります。
開封率が低ければ、どれだけ丁寧なメッセージを配信していたとしても、効果的とはいえません。
開封率が平均を下回る原因として考えられるポイントが大きく4つあります。それぞれを確認し、自社にあてはまるものがないか調べましょう。
配信する頻度が高すぎて見られなくなっている
配信する頻度が過剰だと、ユーザーが「迷惑」と感じる可能性が高くなります。
「しつこい」という印象を持たれると、通知オフされる確率が上がるでしょう。プッシュ通知がなくなると、セールなどタイムリーな情報も届けられません。
また、最悪の場合はブロックされる可能性もあります。
顧客との良好な関係性を長く維持するためには、週1~2回の配信にとどめるのがベストです。
メッセージをゆっくり見れないタイミングで配信している
配信のタイミングを最適化できていない可能性もあります。
顧客がスマホを手に取れないタイミングに配信すると、開封を後回しにされがちです。結果として埋もれてしまい、未開封のまま放置される確率が高まります。
メッセージ内容がいつもと同じ
毎回似たようなメッセージを送るのも、開封率を下げる原因になります。顧客が「また同じ内容か」と考え、興味を失うためです。
内容のマンネリ化は開封率を徐々に低下させ、ブロック率を上げる原因にもなります。お得な情報だとしても、同一情報の配信は避けましょう。
また、顧客にとって無意味な内容の配信もおすすめできません。たとえばお酒が苦手な人に「ビール半額」クーポンを送っても無意味でしょう。
重要なのは、顧客のニーズや興味関心に沿ったメッセージを送信することです。顧客が反応するメッセージを配信すれば、開封率はおのずと上がります。
読むメリットを感じられないタイトルになっている
顧客はタイトルからメッセージの重要度を判定します。読むメリットを感じられないタイトルでは、開封してもらえる可能性は低いです。
プッシュ通知やトークリストに表示されるのは、メッセージの冒頭20文字程度です。これがいますぐ開きたい内容でなければ、後回しにされる可能性が高まります。
LINE配信を最大化させるなら「KAKERU」
これまで、開通率を上げるための方法や施策について解説をしてきましたが、LINE運用の本来の目的は、LINE配信や開封ではなく、その先のユーザーアクションにあります。
そのためには、
・ユーザーの情報を集め、活用すること
・ユーザーが本当に欲しい情報を届けること
が重要です。
ユーザーが
・どんな商品に興味があるのか
・いつ来店したのか
・どの施策からで友だち追加したのか
といった情報を把握できれば、ユーザーごとに最適なメッセージを届けることができます。
LINE拡張ツール「KAKERU」なら、ユーザーのニーズを取得・管理はもちろん、すでに自社で蓄積している情報をメッセージ配信に活用することもできます。
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