LINE公式アカウントのブロック率の平均・目安
そもそもブロックとは、相手からの連絡や通話を拒否する設定です。この状態になると、ブロックされた側は配信したメッセージを届けることができなくなります。
友だちの総数から、ブロックした人数を割り出して数値化したものがブロック率です。
この数値の平均は20~30%程度が目安とされていますが、業種や配信内容、友だち獲得方法によって変動します。
この数字にショックを受ける担当者の方は多いかもしれません。しかし、友だち追加の施策は不特定多数のユーザーを対象とするもので、一定のブロックは不可避です。
ブロック率が30%以下であれば、とくに大きな改善は不要と考えましょう。しかし、30%を大きく上回る場合は、ブロック率を下げる対策が必要な状況です。
LINE公式アカウントのブロック率確認方法
ブロック率はLINE Official Account Managerから確認できます。具体的な手順は次のとおりです。
手順①:LINE Official Account Managerの分析タブを開く
手順②:「友だち追加」と「ブロック」の総数を確認する
手順③:ブロック率を手動で計算する
手順①:LINE Official Account Managerの分析タブを開く

まずはLINE Official Account Managerにアクセスし「分析タブ」を選択します。
手順②:「友だち追加」と「ブロック」の総数を確認する

画面中段に、友だちとブロックの数をあらわす集計結果が表示されます。また、画面右上のタブを切り替えると、集計期間を7日から30日に変更可能です。
手順③:ブロック率を手動で計算する
LINE Official Account Managerに表示されるのは、友だちとブロックの実数だけです。ブロック率は手動で計算する必要があります。
ブロック率の計算方法は、「累計ブロック数÷累計友だち追加数×100」です。ブロック数が250、友だち追加数が2,000の場合は、250÷2,000×100で計算します。
このケースのブロック率は12.5%です。先述したように、ブロック率の目安は20~30%程度とされるため、12.5%は非常に優秀な数値と評価できます。
LINE公式アカウントがブロックされる主な理由
運用中のブロックは避けて通れません。
しかし、先述した方法でブロック率を計算した結果、30%を超過していた場合は配信内容や運用方法を見直す必要があるかもしれません。
ブロック率が高いとターゲットへのアプローチが減少し、配信効果が低下します。まずはブロックされる主な理由を理解して、有効な対策を講じましょう。
ユーザーの属性や興味関心とは無関係な配信をする
ブロックの動機として多いのが配信の内容です。配信内容が友だちの期待とかけ離れている場合、徐々に興味を失い、ブロックに至る確率が上がります。
具体的には「すべての友だちに同じ販促情報を送る」「ユーザーの属性とは無関係な配信をする」「セールス色が強すぎる」といった配信が問題です。
ユーザーが「このLINE公式アカウントから届くメッセージは、自分には関係のないものばかりだ」と判断すると、ブロックされる確率が上がってしまいます。
メッセージ配信頻度がユーザーの許容範囲を超えた
配信頻度もブロック率を上昇させる大きな原因です。過剰な配信が「うるさい」「しつこい」といったネガティブな感情につながり、ブロック率を上昇させます。
毎日のように配信を続けると、ユーザーの許容範囲を超える可能性が高まります。また、早朝や深夜など、ユーザーの生活リズムを邪魔する時間帯の配信も避けましょう。
一方で、配信頻度が少なすぎて存在を忘れられるケースにも注意が必要です。業種や内容によって異なりますが、1ヶ月に2~4回程度が適切な配信ペースと考えられます。
生活の変化などで登録した店舗・サービスを利用しなくなった
自然な離脱パターンとして多い理由です。これは企業側の配信スタイルに関する問題ではなく、避けられない事情として割り切るしかありません。
たとえば「引越しで店舗を利用できなくなった」「出産によるライフスタイルの変化でニーズが変わった」などが、このケースでブロックされる主な理由です。
最初から特典目的の登録だった
「一時的なキャンペーン目的で友だちになり、利用後にブロックした」など、特典目的で登録したケースです。
クーポンやスタンプを取得する目的で友だち追加するユーザーは一定数存在します。特典以外に興味を持たれていない場合、ブロックされる確率が上がります。
LINE公式アカウントのブロック率を改善する施策例
ブロックの総数をゼロにするのは事実上不可能です。しかし、適切な施策を打ち出すことにより、ブロック率を大幅に低減できる可能性があります。
ここでは、具体的な施策例を6つご紹介します。まずは自社のブロック率を把握し、改善目標を設定し、適切と考えられる施策を行いましょう。
セグメント配信で友だちへの情報配信を最適化する

出典:オーディエンスセグメント配信|LINEヤフー for Business
とくに効果的と考えられるのがセグメント配信です。
セグメント配信とは、ユーザーを年齢・性別・地域などの属性や、メッセージの開封・クリック状況などで分類した配信を指します。
※属性とは、ユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴、LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類した「みなし属性」です。
過去の閲覧履歴や属性情報を元にセグメントし、分類した層に合わせた配信を行うことで、「まさに自分が求めていた内容だ」と思ってもらえるような発信することができます。
結果的に、ブロック率の低下に繋がる可能性があると考えられます。
メッセージの適切な送信頻度と時間帯を意識する

出典:運用の効果を上げるコツ(初級)|LINEヤフー マーケティングキャンパス
送信頻度の目安は、1ヶ月に2~4回程度です。それを大幅に上回るペースでメッセージを送ると、ユーザーに嫌悪感を抱かれる可能性が高まります。
また、送信する時間帯も意識しましょう。早朝や深夜に通知が届くと、人によっては「迷惑」「非常識」と感じるためです。
最適な送信頻度や時間帯を知りたい場合は、曜日や時間帯ごとの開封率とブロック率を調べるABテストをおこない、反応がよい配信タイミングを探りましょう。
配信頻度をあえて抑えたり、時間帯を最適化したりすることにより、通知ストレスを軽減でき、ブロック率を引き下げられます。
友だち追加時に送付する「あいさつメッセージ」を見直す

出典:あいさつメッセージ|LINEヤフー マーケティングキャンパス
あいさつメッセージとは、友だちとして追加された瞬間に、自動で送付される最初の配信です。テキストの内容は管理アプリから自由に設定・編集できます。
第一印象もブロック率を抑えるために重要なポイントです。あいさつメッセージの定型文を見直して、ユーザーに好印象を与えられるように改善しましょう。
あいさつメッセージの設定方法や作成にあたってのポイントや注意点は下記の記事で詳しく記載しております。興味がある方はぜひご覧ください。

クーポンやショップカードなどの機能でユーザーメリットを提供する

出典:クーポン|LINEヤフー マーケティングキャンパス
わかりやすいユーザーメリットのひとつが、「10%割引」や「1,000円OFF」といったクーポンです。ショップカードなどの機能も活用し対策を進めましょう。
ショップカードとは、LINE公式アカウントで作成し、配布できるポイントカードです。
ポイントの付与は、友だち登録を促す大きな動機付けになります。
ただし、過剰なセールスとみなされないように注意が必要です。販促は抑えめにして、ユーザーにとって役立つ情報を多く盛り込むよう心がけましょう。
機能設定後に定期的な効果測定をして改善を続ける

出典:配信の効果を確認しよう – LINEヤフーマーケティングキャンパス
施策の実施後は、LINE Official Account Managerの分析機能などを利用して、定期的な効果測定を行います。
ブロック率の推移だけでなく、開封率やクリック率もヒントとして活用しましょう。セグメント配信ごとの反応差を比較すると、さらに効果を計測しやすいです。
重要なのはPDCAサイクルを回し続けることです。新しい課題を洗い出し、その対策をおこなうことにより、低いブロック率を長期間キープしやすくなります。
外部ツールと連携して詳細なユーザー情報を分析する

出典:分析 – 友だち|LINEヤフー for Business
ユーザー情報を収集するときに有効な機能は、LINE Official Account Managerの分析機能です。属性データなどを分析することができます。
ただし、分析機能には集計期間などの制限があります。より細やかなユーザー分析をおこないたい場合は、ID連携などが可能な外部ツールの利用がおすすめです。
LINE公式アカウントのブロック率は0%にはできない
ブロック率を0%に抑えるのは、現実的に考えて不可能です。
完璧と思える対策を講じたとしても、生活変化や一時的なニーズによる自然離脱は避けられません。
丁寧に運用しても、通知がうるさいと感じるユーザーや、特典だけを求めるユーザーはいます。重要なのはブロック率を安定させ、急増を防ぐことです。
ブロック率10%台を目指しながら、平均20~30%の間を推移していれば、適切にLINE公式アカウントを運営できていると判断できます。
ブロックは必ずしもネガティブなことではなく、質の高いユーザーとの関係を維持するフィルターでもあります。
ブロック率を過度に恐れる必要はありません。それよりもメッセージ開封率を上げる施策を意識するなど、成果につながる対策を講じることが大切です。
分析を活用しながら改善を続けることが、質の高いユーザーとの長期的なつながりを生み、運用によって得られる効果を最大化できるのです。
LINE公式アカウントのブロック率改善を含めた運用なら
ブロック率の平均は20~30%が目安です。興味を持たれにくい配信や、迷惑に感じられる配信をおこなうと、ブロック率が上がる確率が高まります。
「ブロック率0%」は不可能な目標です。リスクを過度に恐れず、メッセージ開封率を高める施策などを打ち出し、質の高いユーザーとのつながりを深めましょう。
ブロック率改善を含めた運用状況の改善を目指す方は、ぜひ「KAKERU」の利用をご検討ください。KAKERUはセミオーダー型のLINE拡張サービスです。
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