LINE公式アカウントで一斉送信する方法
LINE公式アカウントでの一斉送信はPCとスマホアプリのどちらからでも行えます。ここでは、それぞれの端末での一斉送信の方法を解説していきます。
PCから一斉送信する方法
PCから一斉送信する方法は以下の通りです。
手順①:「メッセージを作成」をクリック
手順②:「配信先」「配信日時」「送りたい内容を入力」
手順③:「配信」ボタンを押す
手順①:まずアカウントにログインした後、管理画面の左側にあるサイドバーから「メッセージを作成」をクリックします。

手順②:メッセージの配信画面を開いたら、「配信先」と「配信日時」を設定し、メッセージ内容を入力します。

手順③:最後に「配信」ボタンを押して送信完了です。
なお、高度な設定は必ずしも選択する必要はありません。高度な設定に関しては、後ほど詳しく紹介します。
スマホアプリから一斉送信する方法
スマホアプリから一斉送信するときの手順は以下の通りです。
手順①:スマホアプリを開いて「メッセージを送信」をタップ
手順②:メッセージの種類を選択
手順③:メッセージを作成する
手順④:配信先と配信日時を選択して「配信」
手順①:スマホアプリから一斉送信する際は、まずLINE公式アカウントのアプリを開き、「メッセージを配信する」をタップします。

手順②:次に送信するメッセージの種類を選択します。

手順③:種類を選んだらメッセージを作成しましょう。最大3つまで作成でき、完了したら「次へ」をタップします。

手順④:最後に配信日時と配信先を選択して「配信」ボタンを押します。

なお、スマホアプリでも「LINE VOOMに投稿」などの「高度な設定」を選択できます。
ただし、PC版では可能だった「キャンペーンを設定」は利用できません。
LINE公式アカウントの一斉配信の特徴
一斉配信の特徴としては、以下が挙げられます。
● 多種多様なコンテンツを配信できる
● 「絞り込み配信」が簡単にできる
● 「高度な設定」がマーケティングに便利
● メールマガジンに比べて開封率が高い
それぞれ詳しくみていきましょう。
多種多様なコンテンツを配信できる
LINE公式アカウントでは、多様な形式のコンテンツを組み合わせて一斉配信できます。具体的には以下の通りです。

出典先:メッセージ配信を作成する
● テキスト
● スタンプ
● リッチメッセージ
● カードタイプメッセージ
● 動画
● クーポン
● リッチビデオメッセージ
● ボイスメッセージ
● リサーチ
テキストだけの投稿と比べて視認性が高く、ユーザーの興味を引きやすいため、目的に合わせてコンテンツを組み合わせることが効果的です。
たとえば、新商品の魅力を伝えたい場合は画像や動画で視覚的にアピールする、来店を促したい場合はクーポンを添付してお得感を演出する、といった使い方ができます。
また、ユーザーの意見を集めたい場合はリサーチ機能でアンケートを実施することも可能です。
形式を目的に合わせて選ぶことで、同じ内容でも反応率が大きく変わるため、積極的に活用しましょう。
「絞り込み配信」が簡単にできる
LINE公式アカウントは、ユーザー全員に送るだけでなく、条件を指定して特定ユーザーに配信する「絞り込み配信」が可能です。
配信先を絞り込むことで、より関心の高いユーザーに的確にアプローチできるため、反応率の向上が期待できます。
絞り込みの方法は「オーディエンス」「過去の配信」「属性(フィルター)」の3種類があり、目的に応じて使い分けることができます。
例えば、以下のような配信が可能です。
● 特定の地域に住んでいるユーザーへキャンペーン情報を配信する
● 過去に特定のメッセージをクリックしたユーザーへ関連情報を配信する
● 特定の属性に該当するユーザーへクーポンを配信する
一方で、LINE公式アカウントの標準機能だけでは、配信できない条件があります。
例えば、
● 過去に商品Aを購入した30代女性に、新商品Bの発売情報を配信する
● 過去3か月に来店していない常連客に、再来店を促すクーポンを配信する
● 予定をキャンセルしたものの、その後予約していないユーザーに、再予約を促す配信をする
といった、購入履歴や予約履歴など、自社で管理している顧客情報を組み合わせた細かなセグメント配信を行いたい場合は、外部システムとの連携や拡張ツールの活用が必要になる場合があります。
マーケティングに便利な「高度な設定」を利用できる
一斉配信するときは、ただ送信するだけでなく配信の精度や反応を高めるための「高度な設定」が利用できます。具体的には以下の3つです。
● 配信メッセージ数の上限を設定
● 一部のターゲットへの配信を許可
● キャンペーンを設定

たとえば、配信メッセージ数の上限を設定して通数の使い過ぎを防いだり、一部のターゲットに限定して配信したりすることができます。
また、キャンペーンを設定することで、どの経路から友だち追加されたかなどを計測し、施策の効果を確認することも可能です。
このような高度な設定を活用することで、配信先や配信量を調整しながら、より効率的に一斉配信を運用できます。
メールマガジンに比べて開封率が高い
メールマガジンの平均開封率が一般的に15〜30%程度といわれているのに対し、LINEヤフ-の公式サイトによるとLINEの開封率は約80%に達するとされています。
参考:【公式】メッセージ配信の特長や種類、効果的なメッセージとは
この差が生まれる理由は、LINEが日常的なコミュニケーションツールとして定着しており、通知がスマホに直接届くため見逃されにくいからです。
たとえば、期間限定のセールや予約受付開始など、タイムリーに届けたい情報ほどこの差は大きく影響します。
メールでは埋もれてしまうような告知も、LINEであれば高い確率でユーザーの目に触れるため、反応率や来店・購買への転換率も高まりやすいのが特徴です。
一斉配信で成果を出すためのコツ
一斉配信で成果を出すためのコツとしては、以下の3つが挙げられます。
● 開封率を高くするためにタイトルや冒頭文を工夫する
● ブロック率を低くするために配信頻度やタイミングを工夫する
● 画像や動画などのリッチコンテンツを織り交ぜる
それぞれ詳しく解説していきます。
開封率を高くするためにタイトルや冒頭文を工夫する

開封率を高めるには「通知文」と「冒頭1行目」の設計が最重要です。
ユーザーは通知欄に表示される数十文字だけを見て、開封するかどうかを瞬時に判断します。
ここで興味を引けなければ、本文がどれほど優れていても読まれません。
効果的なのは、数字・期限・対象の明示です。
「本日限定20%OFF」「残り3枠です」といった表現は緊急性を生みます。
「〇〇エリアの方へ」「前回ご来店の方限定」といった具体的なターゲット提示も有効です。
また、本文冒頭では、「本日ご来店で特典あり」などメリットを先に示しましょう。
通知文と冒頭文を戦略的に設計することが、開封率向上の鍵となります。
ブロック率を低くするために配信頻度やタイミングを工夫する
ブロック率を抑えるためには「どのくらいの頻度で」「いつ送るのか」という設計が重要です。
どれだけ有益な情報であっても、届く回数が多すぎると負担に感じやすく、その結果ブロックにつながります。
まずは週1回、もしくは月2〜4回程度から検証を始めるのが現実的です。
毎日送るよりも「毎週金曜限定の特典」のように定期化するほうが、習慣化と期待感を生みやすくなります。

出典:メッセージ配信 – LINEヤフーマーケティングキャンパス
また、ランチ来店を促したい飲食店の場合は10~11時頃に、仕事終わりの来店を促したい美容室の場合は16~17時頃に、といったようにユーザーの行動に合わせて配信の時間帯を検証しましょう
頻度とタイミングをデータで調整することが、過度なストレスを与えず、長期的な関係を維持できる運用につながります。
より詳しくブロック率を改善する方法について知りたい方は、こちら記事もご確認ください。

画像や動画などのリッチコンテンツを織り交ぜる
一斉配信で成果を高めるには、画像や動画などのリッチコンテンツを組み合わせることが効果的です。
なぜなら、スマートフォン上では視覚情報のほうが瞬時に認識されやすく、スクロール中のユーザーの手を止めやすいからです。
文章中心のメッセージは流し読みされやすい一方、画像やサムネイルがあるだけで滞在時間は伸びます。
飲食店であれば料理写真、アパレルであれば着用動画を添えることで、具体的な利用イメージを想起させられます。

出典:【公式】メッセージ配信の特長や種類、効果的なメッセージとは
さらに、カードタイプメッセージを使えば、複数の商品を横並びで表示し、それぞれにリンクボタンを設置することも可能です。
このように視覚要素を戦略的に取り入れることが、クリック率やコンバージョン向上につながります。
LINE公式アカウントで一斉送信するときの注意点
一斉送信するときの注意点としては以下の3つが挙げられます。
● テスト配信で内容を確認しておく
● 通数オーバーに注意する
● ガイドライン違反を避ける
それぞれ詳しく解説していきます。
テスト配信で内容を確認しておく
一斉送信の前には、必ずテスト配信を行いましょう。テスト配信を省略すると、誤送信や表示崩れが起きても本番前に気づくことができないからです。

テスト配信では、作成した内容を自分や管理者など指定した宛先に送り、トーク画面での見え方やリンク・改行・画像の表示を事前に確認できます。
下書きを保存してからテスト配信を実行し、複数の端末で表示や動作に問題がないかチェックすることで、ユーザーへの誤送信リスクを大幅に減らすことができます。
推奨のチェックポイントは以下です。
● 誤字脱字はないか
● iOS / Android 両方で表示崩れがないか
● リンクを実際にタップし、正しいページが開くか
● 不適切・誤解を招く表現が含まれていないか
通数オーバーに注意する
LINE公式アカウントでは、プランごとに月間の送信通数に上限が設けられています。
上限を超えると追加料金が発生したり、配信が停止されたりするため、事前に残数を確認することが重要です。
各プランの上限は、コミュニケーションプランが月200通、ライトプランが月5,000通、スタンダードプランが月30,000通となっています。
特に無料プランやライトプランは上限が低いため、配信前に必ず残数を確認しましょう。

出典:LINE公式アカウントの料金プラン|選べる3つのプランを詳しく解説
実際に確認するときは、「高度な設定」→「配信メッセージ数の上限を指定」→「利用状況を確認」の順にクリックすることで、現在の送信数や残数をチェックできます。

ガイドライン違反を避ける
一斉送信するときは、LINEのガイドラインと利用規約を遵守することが重要です。
内容が法律や規約に反すると、該当投稿の非公開処理や利用停止・凍結といった厳しい措置を受ける可能性があります。
禁止事項には、虚偽・誇大な表現や不快なコンテンツ、ユーザーに不利益を与えるような誘導、第三者の権利を侵害する内容などが含まれるため、注意が必要です。
また、価値のないスパム的な大量送信はユーザーの通報やブロックを招き、運用評価を下げるリスクもあります。ルールに沿った安全な活用を心がけましょう。
一斉送信の成果を最大化する方法
LINE公式アカウントの一斉送信は、正しく設計すれば高い開封率と反応率を生み出し、来店や購入につなげられる強力な集客手段です。
しかし、LINEの標準機能では顧客の行動履歴に基づく細かなセグメント配信ができません。
たとえば、飲食店で新規のユーザー向けに「初回来店特典」を一斉配信したい際、月4回来る常連にも「初回来店特典」を配信してしまいます。
ユーザーに関係ない情報が届くと開封率や反応率の低下、ブロックに繋がってしまいます。そのため一人ひとりの興味関心に合わせた配信が重要です。
そこで有効なのが、LINE拡張ツールKAKERUです。
KAKERUであれば、高度なセグメント管理やデータ分析、効率的な配信設計を実現し、一斉送信の成果を最大化できます。つまり、データドリブン配信が可能になるのです。
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